ナガバノタチツボスミレ ノジスミレ スミレ アメリカスミレサイシン ムスカリ
オオイヌノフグリ タチイヌノフグリ ムラサキサギゴケ トキワハゼ キランソウ ツタバウンラン
マツバウンラン オオマツバウンラン ワスレナグサ キュウリグサ ハナイバナ オオニワセキショウ
ツルニチニチソウ ローズマリー ヤグルマギク ブルーデイジー カキツバタ イチハツ
アジュカ ブルーサルビア ネモフィラ オオツルボ ホタルカズラ ポレモニウム
アジサイ サマーロベリア ヒナギキョウ キキョウソウ イソトマ
アゲラタム ヤマアジサイ ガクアジサイイ ムラサキクンシラン ツユクサ
ヨメナ ユウガギク ムラサキツユクサ ヤブラン キツネノマゴ


Index White Flowers Yellow Flowers Blue Flowers Pink Flowers Other Flowers

















ナガバノタチツボスミレ(長葉立坪菫)
Viola ovato-oblonga スミレ科
西日本の山地でよく見かけるスミレ。葉脈の紫色のスジが特徴。タチツボスミレに比べて葉が長いのでこの名がついているそうですが、早春ではまだ三角形の葉が出ないので区別しにくいとのことです。ということで、ひょっとするとこれはタチツボスミレかもしれません。
ノジスミレ(野路菫)
Viola yedoensis スミレ科
日当たりのよい道端や 野原に生える多年草。中国、四国、九州に多く分布し、3月から5月に花が咲く。スミレに比べて色は薄く青みが強いことが多く、スミレとは側弁に毛があるかどうかで見分けられるそうです。
スミレ(菫)
Viola mandshurica スミレ科
日当たりの良い山野などに生える多年草です。名前の由来は大工さんの使う墨入れににているからだそうです。
アメリカスミレサイシン(亜米利加菫細辛)
Viola sororia スミレ科
ムスカリ
Muscari armeniacum ヒアシンス科(ユリ科)
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
Veronica persica ゴマノハグサ科
道端や公園など至る所で良く見かけるヨーロッパ・アフリカ原産の帰化植物。3〜5月に花が咲きます。日当たりの良い、肥えた所に生えるので、土地を選ぶ際にはオオイヌノフグリが咲いている所がお勧め、だそうです。
タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)
Veronica arvensis ゴマノハグサ科
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
Mazus miquelii ゴマノハグサ科
花の形が鷺に似ていることからこの名がついたそうです。花の形がトキワハゼ(常盤はぜ)に似ていますが、これは日陰で少し湿り気のある場所に地表を覆う様に群生しています。
トキワハゼ(常盤櫨)
Mazus pumilus ゴマノハグサ科
一見花はムラサキサギゴケとよく似ていますが、ムラサキサギゴケに比べて半分位(1cm程)の小さな花です。色もこちらの方が白っぽいそうです。花が春から秋にかけて咲き続けるために「常盤」の名が付いているそうです。
キランソウ(金瘡小草)
Ajuga decumbens Ajuga シソ科
本州から九州に分布する多年草で、道ばたや山野などに生えています。キランソウの「キ」は紫の古語、「ラン」は藍色という意味で花の色から名付けられたと言われますが、漢字で書くと「金瘡小草」なんですよね。また、別名「ジゴクノカマノフタ」なんて怖い名前も付いていたりします。地面を這うように広がり地面にフタをしているように見えるから(右の写真)と言う説や春の彼岸の地獄の釜が開く頃に花が咲くからと言う説などがあります。キンランソウは漢方薬としても売られていて解熱・鎮咳・下痢止めなどに効果があります。
ツタバウンラン(蔦葉海蘭)
Cymbararia muralis ゴマノハグサ科
地中海地方原産の帰化植物。花はムラサキサギゴケやトキワハゼに似ていますが、これはつる性の植物です。大正時代観賞用として輸入したものが野生化したのだそうです。園芸品店では「コルセウムアイビー」と言う名で売っているようです。
マツバウンラン(松葉海蘭)
Linaria canadensis ゴマノハグサ科
北アメリカ原産で、関西地方から全国に広がりつつある比較的最近の帰化植物だそうです。ウンラン(海蘭)族で草が細長いのを松葉に例えて名付けられたそうです。最初にこの花を見つけたのはHobbyCabinetを立ち上げた頃でしたが、様々な野草図鑑で調べても載っておらず、長い間名前が分かりませんでした。結局他の花のことをネットで調べている最中に偶然名前を見つけ、「インターネットってなんて便利!」と再確認した花です。最近「オオマツバウンラン」という花があることも(インターネットで)知りました。
オオマツバウンラン(大松葉海蘭)
Linaria canadensis var. texana ゴマノハグサ科
日当たりの良い道端や空き地などに生えます。よく似た花にマツバウンランがあります。マツバウンランの花の下唇の中央部が白くなっているのに対し、オオマツバウンランは花の下唇に白い部分が無くて花弁全体に紫色のすじが入っており、花も大きめです。
この花のことは以前から(インターネットで見つけて)知ってはいたのですが、近所で見かけたのは写真の花(2009年)が最初です。
ワスレナグサ(勿忘草)
Myosotis scorpioides ムラサキ科
湿った河岸や道端などに生えるヨーロッパ原産の多年草です。名前は、英名 forget-me-not に由来します。その由来には伝説があり、「恋人同士がドナウ川のほとりを気もそぞろに歩いていると、彼女がベルタが河岸に咲く青い小さな花が欲しいというので青年は彼女のために花を手折ってあげた。その瞬間に足を滑らせ川に落ち流されてしまいました。水に沈みながら青年は最後の力を振り絞り花を岸辺に投げ、「私を忘れないでください」と叫び、流れに飲まれてしまう。」と言うお話です。
キュウリグサ(胡瓜草)
Trigonotis peduncularis ムラサキ科
道端や野原などどこでも見かける花です。茎は15〜30cmほど成長しますが、花は淡青紫の径約2mmと小さいです。葉を揉むと胡瓜の臭いがするのが名前の由来です。キュウリグサによく似た花を咲かせる「ワスレナグサ」があるのですが、私、二つを見分けるのが非常に苦手です。涙
ハナイバナ(葉内花)
Bothriospermum tenellum ムラサキ科
畑や道端で見かけ、直径2mm程度の小さな淡青紫色の花です。葉と葉の間に花を付けることからこの名が付けられたそうです。
オオニワセキショウ(大庭石菖)
Sisyrinchium graminoides アヤメ科

ネモフィラ (瑠璃唐草)
Nemophila insignis Nemophila ハゼリソウ科
カリフォルニア原産の1年草。大正時代に日本に来た花で瑠璃唐草(ルリカラクサ)という和名が付いています。英語名はBaby Blue-Eyesと言うらしい。ちなみにネモフィラとはギリシア語のネモス(林)とフィロス( 好き)という言葉から来ており「森を愛する」という意味だそうです。
アジュガ(西洋金瘡小草)
Ajuga reptans シソ科
ヨーロッパ原産の宿根草、花は青紫色で4〜6月に咲きます。雑草抑制効果がある地被植物だそうで、園芸によく使われています。実はこの写真も近くのエクステリア展示場で撮影しました。
ツルニチニチソウ(蔓日日草)
Vinca major キョウチクトウ科
つる性の多年草。止血などの効用のある薬草だそうです。園芸種かと思っていたのですが、結構あちこちで野草として咲いているのを見かけますが、この辺だけかな?
ブルーサルビア(サルビア・ファリナセア)
Salvia farinacea シソ科
北アメリカ原産で本来は多年草ですが耐寒性がないため一年草として扱われています。
ローズマリー(ROSEMARY)
Rosmarinus officinalis シソ科
ヤグルマギク(矢車菊)
Centaurea cyanus Linnaeus キク科
ブルーデイジー
Felicia.amelloides キク科
カキツバタ(杜若)
Iris laevigata アヤメ科
水辺の湿地や浅い水中などに生える多年草です。名前の由来は、花を布にこすりつけて花の汁で染める「書き附け」に由来。花は1日しか咲かず翌日にはしぼんでしまう儚い花でもあります。
イチハツ(一八)
Iris tectorum アヤメ科
中国原産で多年性宿根草本。イチハツを漢字で書くと「一初」。アヤメ科の中で一番初めに咲き出すということが名前の由来です。しかし、本当はシャガの方が半月ほど早く咲くのですけどね。乾燥に強い花なので、昔は茅葺き屋根に植えられ、根っこで屋根を締め付け大風などから守っていました。屋根にたくさんのお花が咲いている風景。今は屋根緑化でエコが言われていますよね。昔とは違う意味だけど、風景は同じですね。緑が増えるのは良いことだ!
オオツルボ(大蔓穂)
Scilla peruviana ユリ科
原産は地中海沿岸の多年草の園芸品種です。50個前後の小さな星形の花が外側から咲き始め、真ん中のひときわ紫色が濃い部分は雌しべです。とても豪華な花ですね!
ホタルカズラ(蛍蔓)
Lithospermum zollingeri ムラサキ科
日当たりのよい草地に生える多年草。緑色の葉っぱの中で鮮やかに咲く花の真ん中の白い星形をホタルの光に例えられました。
アルカネット()
ムラサキ科
ヨーロッパ・アジア原産の多年草。ポプリ、若葉や花は食用になったり、化粧品になったり、根を煎じたものはたんを鎮め、血をきれいにする効果があったり、また皮からは染料が採れたりと活用の幅は広い植物です。
ポレモニウム(西洋花忍)
Polemonium spp. ハナシノブ科
耐寒性があり、半日陰地でも育ちます。暑さには弱く暖地での夏越しは難しいです。茎がすっと伸び、清楚で涼しげなブルーの花を咲かせます。ポレモニウムとは全く科も違いますが、ジャガイモの花と似ているなあと思いました。これは、いくらなんでも、ポレモニウムに失礼ですか?(笑)
セリンセ・マヨール
ムラサキ科
原産地は地中海沿岸。ベル状の可愛い花を咲かせます。この花についてネットで検索してみるのですが、園芸種からなのか、これと言ったような書くことが見つかりませんでした。非常に困った花です。(笑)
アジサイ(紫陽花)
Hydrangea macrophylla form. macrophylla ユキノシタ科
原産は日本で太平洋岸で自生していた「ガクアジサイ」が欧米に渡り、本来は青色のアジサイでしたが色とりどりの「西洋アジサイ」に改良されました。色が付いている部分は花びらではなく「がく」で、花は真ん中の小さな点に見えるものです。花言葉は「移り気」です。
サマーロベリア(瑠璃蝶草)
Lobelia erinus キキョウ科
ヒナギキョウ(雛桔梗)
Wahlenbergia marginata キキョウ科
キキョウソウ(桔梗草)
Specularia perfoliata キキョウ科
イソトマ(Isotoma)
Laurentia axillaris キキョウ科
春から秋まで長期間に花を咲かせる多年草ですが、2年目からは花付きが悪くなるので1年草として扱われています。葉や茎からでる汁でかぶれることがあるので取り扱いには注意が必要です。花言葉は「優しい知らせ」や「強烈な誘惑」があります。私的には「優しい知らせ」の方がしっくりくるような気がします。この可憐な花がどんな「強烈な誘惑」をするのか、それにはちょっと興味あったりして。(笑)
アゲラタム(大カッコウ薊)
Ageratum houstonianum キク科
ヤマアジサイ(山紫陽花)
Hydrangea serrata ユキノシタ科
花は6月〜8月に咲きます。林内や沢沿いに生える落葉低木。花のように見えるのはがくで真ん中の小さい粒が両性花です。ガクアジサイに似ていますが、葉に光沢がないところが特徴だそうです。
ガクアジサイ(額紫陽花)
Hydrangea macrophylla ユキノシタ科
ムラサキクンシラン(紫君子蘭)
Agapamthus africanus ユリ科
ユリ科アガバンサス属の多年草で6月〜7月に長く伸びた茎の先に花火のような花を咲かせます。
ツユクサ(露草)
Commelina communis ツユクサ科
道ばたや草地に生える1年草です。ツユクサの花は早朝に咲きお昼にはしぼんでしまうことから「朝露」を連想させるところから「露草」と名付けられたとも。雄しべは6個ありますが、うち3個は花粉を出さないので仮雄しべと言います。
ヨメナ(嫁菜)
Kalimeris yomena Kitam キク科
湿っぽい山野や道ばたに生えている多年草です。中部以西の本州から九州の西日本に分布し春の若い芽は食べられます。それに対し関東以北の本州に分布する「カントウヨメナ」は食べられません。二つの見分け方はヨメナの葉は粗い鋸歯のある卵状長楕円形であるのに対し、カントウヨメナの葉は披針形〜卵状長楕円形ですが区別は難しいそうです。
ユウガギク(柚香菊)
Kalimeris pinnatifida キク科
柚に似た香りがする菊が名前の由来。直径2.5cm程度の花で僅かに青紫色を帯びています。
ムラサキツユクサ(紫露草)
Tradescantia ohiensis ツユクサ科
ヤブラン(薮蘭)
Liriope platyphylla ユリ科
ユリ科の多年草。山野の林に生え、耐寒性も強いので冬でも葉は枯れずに青々としています。薬用植物でもあり、生薬名を「大葉麦門冬(だいようばくもんどう)」と言います。秋に根を堀り乾燥させ、滋養強壮・催乳・咳止めに用います
キツネノマゴ(狐の孫)
Justicia procumbens var. leucantha キツネノマゴ科